【note連載】リトルカブが来た〜!!

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ついにきました!念願のリトルカブ!

サムネ画像はうかれて夜ドライブしたときに撮った一枚。かわいいねぇ。

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カギはミャクミャクつき

予算としては15〜万円くらいで考えていたところが、なんと7万円で済んでくれた!
かなりの掘り出し物。メルカリギャンブルはこれだから辞められない。帰り道、ナンバーを取得して相手方の家近くから10キロ弱ほど乗って帰ってみたが、特に問題なく走ってくれて大安堵。
(前輪だけ交換した方がいいかも。と言われた)

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メーターは57270km

◯ギアチェンジの味

カブシリーズは、足でギアを切り替える仕組みになっている。オートマとはいえミッションのような操作感を味わえるようで、速度やエンジンの回り方なんかを加味してギアチェンジを行っていく必要がある。
以前乗っていた原付は完全オートマで、何も考えずに右手を捻るだけで街を駆け抜けることができた。それと比べるとなんだか面倒そう…と思ってたのだが、とんでもない!大変楽しい!

自分が機械を操作している感覚がとても楽しく、変速するたびに「ガチャコン!」となるギアの音も大変よろしい。ギアの変更は左足でおこない、前に踏み込むとギアアップ・後ろを踏むとギアダウンとなる。この単純なメカメカしさもたまらない。今日だけで3回ほどギアチェンジに失敗して道端に停車した。早いとこ慣れていかなければ。

◯やさしいおじさん

ギアの話を売主のおじさんとしていると、
「ギア、慣れてないなら帰れるか不安だなぁ」と心配してくれている様子だったので、
「家着いたらメルカリで連絡しますね!」と返した。帰宅後メルカリで連絡をすると、たいそう安心されたような返信が来て、無事取引完了・大団円となった。 

売り主のおじさまは大変良い人だった。いろいろと説明もしてくださったし部品のことやカブのこと、日々のメンテナンスのことも教えてくれた。若いわたしを心配していろいろなことを伝えてくださったのだと思う。
帰り際、「リトルカブ、乗りたかったんだけど時間がなくて手放すことにしたんだ」と寂しげな表情で話されていた。バイクが昔から好きで、いじったりもしながら乗ったりしていたそうだ。
わたしが大切に大切に乗りますんで!と伝えたら、嬉しそうに笑ってくれた。

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カブ

久々に家族以外の他人と話したなぁ、その割にはうまく話すことができた感覚

◯病気になってから

病気になってから初めてなにかを手に入れたような気がしている。病気になってからは失うことがほとんどで、それはそれはつらい日々だった。

そんな日々がひと段落したような感覚が、カブに乗って風を浴びているときには感じられた。今日は南の海上に台風がいる影響でリトルカブには風が強い日だった。強い風によろけながら走るリトルカブが最近の自分みたいでなんだかウケてしまった。大変だった〜。
これからの人生どうなるかわからないけど、カブが来て、わたしはどこにでも行けるようになった。それだけでただ浪費していた日々が終わったように感じられて、それがとても嬉しいのだ。

◯奇跡のリトルカブ

メルカリで原付を買ったのは初めてだったが、想像の数倍スムーズにことを終えることができた。証明書や原付の配送・ナンバーの取得など考えただけで頭が痛くなったが実際は本当に簡単だった。

「うまくいくときはうまくいくものなのだな」なんて姉と話していた。メルカリでコメントをしてからなんと3日(!)で納車することができた。いい価格でリトルカブが売られていて、相手の家と自分の家が近く、相手との都合もかなり良く、わたしの時間が有り余っていて…という数々の奇跡が重なって3日でのスピード納車にこぎつけられたのだ。リトルカブとの出会いは奇跡としか言いようがない。

この奇跡のリトルカブでまずは近隣の湧き水、名水百選を巡る予定だ。冬が来たら九州に向かおう。

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奇跡のカブ

【あとがき】
どこにでも行ける気がする〜!
白色を狙っていたが、来たリトルカブの色はシックでとてもかわいい。。

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