父親になる予定はない。彼女も居ない。
ただ、なったとして…ということをよく考える。
私の父親観
私の父は言葉を選ばないようにいうとカスだった。そらほんとにカス。目立ったカスエピソードはないが、じわじわと日常を蝕むカスだ。
それもあってか、年上の男性にうっすらとした苦手意識がある。反対に、母と姉と暮らしている時期がほとんどなので、女性には全然苦手意識がない。すぐ打ち解けるし、ややモテた(昔だけモテた)
そして、カスがいたので、自分が父親になるというハードルが普通の人より高い。
「あーなったらダメだな」という模範的なカスがいたので、ああならないようにめっちゃしっかりできたら、ようやく結婚出来るな。と思えるラインが有る。今はまだそこに届いていない。さらに、普通に恋人がいない。
どんな父がいいだろう
そんなカスみたいな親子関係の中で、してほしかったことはいくつかある。反面教師として、そういことを子供に教えてあげられる父になりたいと思う。
例えば
- 世界の美しさを知っている。 世界の広さを知っているとか。
みたいな、人間として面白い人でありたいと思うのだ。この人の話もっと聞きたい!と思われるような人間、というのだろうか?
勉強や仕事の大切なこととかを教えてあげられるのも素晴らしいと思う。
しかし私はもっと根源的な、自分が生きる世界のことや、世界の広さを教えてあげられる人でありたい。
(私は父に教えてもらえなかったので、特にそう思う)
なので、色々なことを経験しておきたいと、うつ病を経た今は強く感じるようになった。とりあえず会社員としては働く、では、世界のことを教えてあげられない。ような気がする。
スマホでアクセスできる情報や美しさではなく、自分の眼や肌で感じたことを教えてあげられる人でありたい。
重ねてになるが、結婚の予定もありませんし、恋人もおりません。ご認識ください。
ひとまずは、世界の美しさを体感する旅に出ようかな。


