し…師匠…!?
前回、聖地忍野を偵察してフライがどんなもんかを確認。
ついに実釣編はじまります~
コロナウイルスによる自粛範囲外に住んでいるのですが、マスク着用・ご飯も持参して人と関わる機会をできる限り減らしております。世知辛いな。
管理釣り場で初実戦!
忍野での実地見学・家での座学・仕事中のネットサーフィン及びイメージトレーニングで、ゆっくりですが着実に自信をつけてきました。
自然渓流を区切り、管理釣り場にしているエリアに来ました。
神奈川県足柄郡?にある寄エリア、YGLヤドリキスポーツフィッシングエリアに行きました。
フライをしている方が多いとインターネッツで見たので、そこを選んでみました。この選択がかなり奏功しました。
確かにみてみるとフライマンの方が多い!これはいいですね~~(個人的にルアーマンの治安の悪さに辟易していた+フライマンの治安が良いと思いこんでいるため)
で、受付でお金を払いました。ここは管理釣り場ですがウェダーが必要で、そこもとても好きです。
駐車場には県外ナンバー・都心が多め。コロナ~~~!!!
釣り開始!師との出会い
上の画像のプール、とても透明度が高くて魚がたくさん見えます。
偏光をかけていたので、更に良く見えました!
ちなみにクリップオンの偏光をしているとフライマンに仲間と認識され、応対が変化していい情報を教えてもらえたりします。嘘です。
コールマン クリップオン 前掛け偏光サングラス ワンタッチ装着 スモーク CL03-1ちなみに偏光の有無でこれくらい変わります。フライフィッシングするなら必須です。流れに魚が入っていったとか、流れるフライの位置もわかりやすいです!
そして実釣かあ
座学の際に学んだ投げ方でフライを見様見真似で投げていますが、うまく飛ばない…
水面の虫食べてる魚いるのに!!!!!!!!!!!
と、その時
君!その投げ方だと飛ばないよ~~!
そうですよね…今日始めてやるんですが難しくて…
こういう感じで力が入ってると全然飛ばないから、無闇に振らずにロッドのしなりだけで投げる感じだよ。
といった感じでひげを蓄えた優しそうなおじさまに声をかけていただいて…
フライも見てもらうと、サイズがどうやら大きかった様子。
この画像のような市販のパラシュートフライ(#14)を使用していたのですが、飛んでいるフライのサイズよりもかなり大きかった様子。#18とかのサイズが良く反応するようです。
18とか小さすぎてビビりました。手に持っててもなくしそうでした。
しかも師、フライをくださいました…ありがとう師匠…すぐロストしちゃって泣いたのは内緒
フライのサイズについても教えていただきました。ありがとう師!
他にもフライが着水した後に、ラインが先行してしまうとフライの動きが妙になる(ドラッグがかかる)ので、フライを最下流にすると良い。というのも教えていただきました。釣りを続けるにつれ、これマジで重要でした。
師匠…?嘘だよな?
あそこに水面の虫食べてるヤマメがいて狙ってるんです!
おっ。いるね。じゃあこんな感じで流せばいいよっていうの見せてあげるよ!
あの魚は釣れないと思うけど、練習に向いてるから真似してあいつ狙ってみてね。
と、師匠がフライをキャストしました。ヤマメの少し上流に落として、流れに乗せてヤマメ様のお顔付近を通すようです。
「は~~~~~~~なるほど!こういう感じでやるのかぁ~バス釣りのサイトみたいだな」と思っていたその瞬間
ぱくっ
私・師「あっ」
私爆笑・師匠平謝り。
釣れたのは25cmほどのヤマメ。きれいでした!
本当に申し訳ない…君が狙っていた魚なのに…
別れ際までこう言ってました。お優しいお方よ…。
しかし、師匠に狙っていた魚をつられた私はブチギレ。淵という淵に大きめの岩を投げ込む奇行に走りました。嘘です。
つられたのは悲しかったのですが、面白さが勝ちました。
youtubeで座学していた動画でみたようなドライフライへの出方で、まじで感動しました。顔だけ出して虫を食べる。といった感じ。
更に高まるフライへの興味…!本当に師匠にはいい経験をさせてもらった。
見たことあるアレ
座学でよく見ていた、フライで釣れた魚の口にピペットを入れて胃の中の内容物を調べるアレを師匠が見せてくれました。
釣れたヤマメのお腹の中にはほんっっっとうに小さい虫だけしかいませんでした。ちょうど#18くらいのサイズ。
時期が少し早かったのもあるのかもしれませんが、たしかに飛んでいる虫がほとんどいません。師匠によるとこのサイズの虫食べている魚はフライには反応しないねぇ。と言ってました。
その日は師匠でもポツポツ釣れる程度だったそうで。
色々教えていただいて、各自の釣りへと解散しました。ありがとう師匠。また会いたいです。
管理釣り場のおばちゃんも温かいお茶をくれたり、行くたびに500円サービスね♪と言ってくれたり、とてもいい方ばかりでほんとうにすき。第三の実家。
人生初フライへのアタック!
師匠と別れた後に、ずっと見えている魚を狙ってフライを投げていたのですが、見切られてしまうことが多くありました。
フライマンがおおいので、フライに見慣れてしまっている可能性が高そうな感じ。
なので、魚が見えないですが、渓流魚がよく付きやすいポイントを流してみました。
流れがはやく見切られる隙がないようなところ+適度に深くゆるい流れもあるところを見つけて、そこに投げていました。
流れに乗せてフライを流すと、フライを追いかける魚影が!
しかし、そのときはフライが流れの尻に行ってしまっており、もう食べるスキはなく諦めました。
もう一度チャレンジ。
今回は少し上流へ投げてみます。
すると激流の中から飛び出す魚影!!!!!!!!!!
飛び出したそこは私のフライが少し前にあったところ!(笑)
おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フライのちょい後ろやがな!!!!!!!!!!!!!!!
ちゃんと食わんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
となりましたが、アドレナリン?がすごかった…見えている魚をどう食わせるか、という段階にはまだ行けていないので、そこまで楽しめないかと思っていましたが、師匠との出会いやこのアタックを通して、フライの楽しさが少しずつ分かってきました。
いるだろうなというところで出た喜び・自分が扱うフライに魚が出たという喜びがたまらなかったです。本当に嬉しいし面白いしワクワクしました…。
多分ニジマスだったのですが、とんでもねえ速さで追いかけていました。
バス釣りでトップウォーターが好きな方はドライフライの釣りにもとてもハマると思いました。バスほど敷居が低くないのでアレですが…。
ほんっとうにフライは面白いです…。これぞ自然。魚とのほんとうの一対一でした。
魚からの反応が出始めて面白さが爆発的に上がりました。
これからは、流心で待ち構えているやる気のある魚を狙っていく釣り方が良いかな~と思います。
師匠のアドバイスにもあったとおり、ドライフライを使いこなせるようになってからニンフなどに手を出してみようとおもいます!
ちなみにこのフライマンが多い管釣りでクランクを投げてみるとかなり反応がよく、いれ食いでした。ここお客さんの殆どがフライマンなので、フライにスレている可能性がありますな。
もう少しかんたんなところでやってみるのもよいのだろうが、いかんせんコロナ…。迷いますね。
また、源流も調査しているのですが、昨年の台風19号でどの川も壊滅的な被害を受けている様子。この画像+情報はいただきものですが、礫で埋まってしまっている川がほとんどみたいです。
活性が上がり始めるorコロナの収束を待って、魚影の濃いとされる自然渓流も徐々に狙ってみたいと思っています。
もうすこしうまくなるまでは今言っている管理釣り場で練習をしていこうと思っています。
次回!人生初キャッチ!!!!
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